近年、CBDは医療や美容業界などから注目を集めており、オイルやグミ・クリームなど数多くの商品が販売されています。
そんなCBDですが、原料が麻(大麻草)ということから、依存性や安全性などに不安を感じる方は多いのではないでしょうか?
本記事では、CBDの依存性や安全性を詳しく解説すると共に、CBDを安全に使用する方法をご紹介します。
そもそもCBDとは?
CBDとは、カンナジオールの略称であり、麻(大麻草)から抽出されるカンナビノイドという成分の一種です。
CBDは、過去の研究から下記の効果が期待されており、実際に海外では医薬品や日用品として利用されています。
- リラックス効果
- 睡眠の質の向上
- 抗炎症作用
- 疲労回復
- 集中力アップ
- てんかんの発作の抑制
- 抗菌作用
- 美肌
- 鎮痛作用
- アンチエイジング
CBDは、上記以外にも数多くの効果があると考えられていますが、現段階では十分なエビデンスが無く、今後の研究に期待が高まります。
CBDに依存性はあるの?
結論から言うと、CBDには依存性がありません。
実際に、2017年WHO(世界保険機関)は「CBDには依存性や乱用性がない」ことを報告しました。
大麻の成分の中で、依存性があるとされているのは「THC」と呼ばれる成分です。
THCは、CBDと同じカンナビノイド成分の一種であり、依存性の他にも強い精神作用が確認されています。
しかし、そんなTHCを含んだ大麻は、身近にあるアルコールやタバコより依存性や危険性が低いと考えられています。
そのため、大麻はカナダやアメリカの一部の州では合法化されており、嗜好品としても利用されています。
CBDの安全性や違法性
これまでの説明から、CBDには依存性が無いことがお分かりいただけたと思います。
では、CBDの安全性や違法性は大丈夫なのでしょうか?
ここでは、CBDの安全性や違法性について詳しく解説したいと思います
CBDの安全性
CBDは副作用がほとんど無く、安全性が非常に高いことが分かっています。
2011年の論文では、CBDは慢性的に使用、もしくは1日に1,500mgまで摂取しても人体に悪影響を及ばさないことが報告されました。
さらに、CBDは認知機能や運動機能を損なわず、心拍数や体温に影響を及ぼさないことも明らかになりました。
また、ごく稀に眠気や喉が乾くなどの副作用を感じることがありますが、程度が非常に軽いため、気にする必要はほとんどありません。
これらのことから、CBDはWADA(世界アンチドーピング機構)にも安全性が認められており、多くのアスリートにも愛用されています。
CBDの違法性
CBDは、大麻取締法によって規制されている大麻と異なり合法で使用することができます。
大麻取締法には除外規定があり、「大麻草の成熟した茎および種子から採取された成分のみ大麻取締法から除外する」とされています。
そのため、成熟した麻の種子や茎から抽出されたCBDは、日本で合法で使用することができます。
また、CBDは日本やヨーロッパ・アメリカでは合法ですが、中国や韓国・香港などでは違法であり使用が禁止されています。
CBDに関する正しい法律の知識を身に着けることで、CBDを合法的に利用しましょう。
CBDは他の依存症や中毒を緩和する
CBDは依存性が無いことに加えて、他の依存症を緩和する効果があることも期待されています。
ここでは、CBDの効果がある依存症を研究や実験を基に詳しく解説したいと思います。
CBDの大麻の離脱症状に対する効果
CBDには、大麻の離脱症状(禁断症状)を緩和することが期待されています。
大麻の離脱症状には、食欲不振、片頭痛、過敏症、落ち着きが無くなるなどがあるとされています。
2013年の論文では、大麻の離脱症状を抱える女性に対して、10日間CBDを用いて治療を行った事例が報告されました。
治療の結果、CBDは女性の離脱症状、不安症状、解離症状を緩和したことが報告されました。
CBDの大麻の離脱症状に対する研究は多くありませんが、今後研究が進むにつれて新たな治療手段として期待することができます。
CBDのアルコールに対する効果
CBDには、アルコール依存症の症状を緩和することが期待されています。
2017年の研究では、エタノールを摂取したマウスにCBDを投与することで、アルコール依存症に対する有用性を評価する実験が行われました。
実験の結果、CBDはマウスのエタノールの自己投与を減少させたことに加え、再発を軽減させたことが報告されました。
また、別の動物実験では、CBDは治療後138日間、合図やストレスによるエタノール投与の再開を減少させたことが報告されました。
これらのことから、アルコール依存症に悩んでいる方は試しにCBDを摂取することをおすすめします。
CBDのタバコに対する効果
CBDは、禁煙に対して効果が期待されています。
2013年の研究では、喫煙者24人にCBDまたはプラセボ(偽薬)を吸入器で投与し、有用性を比較する実験が行われました。
この実験は1週間行われ、被験者は喫煙の衝動を感じた際に吸入器を利用するように指示されました。
実験の結果、CBDを摂取したグループは、プラセボ(偽薬)を摂取したグループに比べ、喫煙量が最大40%減少したことが報告されました。
これらのことから、禁煙を行いたい方はベイプを利用してCBDを摂取することをおすすめします。
CBDを安全に使用するためには
先程安全性の高いと説明したCBDですが、摂取量や使い方を間違うと人体に悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。
ここでは、CBDを安全に使用するために重要なことを3つご紹介します。
過剰摂取に注意する
安全性の高いCBDですが、日常的に過剰量を摂取することは人体に悪影響を及ぼす可能性があります。
2019年の研究では、615mg/kgの過剰量のCBDをマウスに経口投与することで、毒性を評価する実験が行われました。
実験の結果、過剰量を投与されたマウスの33%には、重度の無気力や食欲不振などの症状がみられました。
さらに、高容量のCBDは、肝臓に対して毒性を示したことも明らかになりました。
CBD製品を利用する際は、過剰摂取に注意し自身にあった量のCBDを摂取しましょう。
他の薬との併用に注意する
CBDには、シトクロムP450と呼ばれる酵素の働きを阻害する効果があるとされています。
「シトクロムP450」は、肝臓に存在する酵素であり、薬の毒性を緩和する働きがあります。
そのため、CBDと一緒に薬を摂取することで、シトクロムP450の働きが阻害され、薬の効果や副作用が過剰になります。
実際に1993年の研究では、CBDがシトクロム P450 の働きを阻害することで、マウスの薬物代謝に影響を与えたことが報告されました。
これらのように、CBDを薬と一緒に摂取すると人体に悪影響が生じる可能性があるため、摂取する前に医師に相談することをおすすめします。
第三者機関の検査の有無を確認する
CBDを安全に使用するためには、第三者機関の検査の有無を確認することも重要になります。
第三者機関の検査とは、製造元以外の検査機関によって品質検査を行うことで、客観的な安全性を保証するものです。
第三者機関の検査が行われていない粗悪なCBD製品は、THCなどの違法性分や農薬・重金属などが含まれている可能性があります。
実際に、海外では粗悪なCBD製品による意識喪失や不整脈などが起こった事例が確認されています。
そのため、より安全性の高いCBD製品を利用したい方は、第三者機関による検査が行われている製品を選ぶことをおすすめします。
おすすめのCBDアイテム5選
本記事では、CBDに依存性はあるのかについて詳しく解説しました。
ここでは、おすすめのCBDアイテムを5つご紹介します。
roun(ラウン)
roun(ラウン)は、オーガニックヘンプ由来のCBDを含んだオイルやモイスチャーバームが販売されています。
roun(ラウン)の商品は、他社の製品と比較しても非常にコストパフォーマンスがよく、初心者にも利用しやすいです。
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そのため、roun(ラウン)はCBDを利用したことがない初心者やコスパよくCBD製品を利用したい方におすすめです。
KAREN CBD

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KAREN CBDの特徴には、CBD濃度が20%と高濃度かつ安心安全の国内製造であることが挙げられます。
KAREN CBDのCBDオイルは、原料第三者機関の検査を行っており、安全性や成分にもこだわって製造されています。
また、今ならCBDオイルを定期購入することで、最大40%OFFで購入できます。
高品質かつ高濃度のCBDオイルを長期間利用したい方は、KAREN CBDを利用してみてはいかがでしょうか。
CHILLAXY(チラクシー)
CHILLAXY(チラクシー)では、ベイプやワックス・オイルなど様々な種類のCBD製品が販売されています。
特に、CBDベイプは濃度が90%と他社の製品と比べても高いため、強い効果を期待することができます。
また、CBDベイプのフレーバーは豊富な種類があるため、自身に合ったフレーバーを選ぶことができます。
CHILLAXYのCBDベイプを使用することで、普段よりさらに強い効果を実感しましょう。
NATURECAN(ネイチャーカン)
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Naturecan(ネイチャーカン)のCBD製品は、第三者機関によって6段階の品質テストが行われており、高い品質が保証されています。
また、公式サイトでは定期的にタイムセールが行われており、定価よりも安い値段で購入することができます。
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まとめ
今回は、CBDの依存性について詳しく解説してきました。
CBDは、依存性が無く安全性が高いため、日本でも合法で使用することができます。
さらに、CBDは大麻やアルコール・タバコなどの依存症を緩和することが期待されています。
また、CBDを安全に利用するためには、下記のことが重要になります。
- CBDの過剰摂取に注意する
- 他の薬との併用に注意する
- 第三者機関の検査の有無を確認する
今回紹介したおすすめのCBDアイテムを利用することで、生活の質を向上させましょう。
・Safety and side effects of cannabidiol, a Cannabis sativa constituent
・Cannabidiol for the treatment of cannabis withdrawal syndrome: a case report
・Cannabidiol reduces ethanol consumption, motivation and relapse in mice
・Cannabidiol reduces cigarette consumption in tobacco smokers: Preliminary findings
・Hepatotoxicity of a Cannabidiol-Rich Cannabis Extract in the Mouse Model
・Characterization of cannabidiol-mediated cytochrome P450 inactivation