近年CBDは、医療や美容といった様々な業界から注目を集めています。
そんなCBDが、腹痛に関係性があることをご存じでしょうか?
本記事を読むことで、
- CBDは腹痛に対して効果があるのか?
- CBDを摂取することで腹痛が起きるのか?
といった疑問を解決することができます。
- CBDの腹痛に対する効果
- CBDを摂取すると腹痛が起きるか
- CBDの効果を高める活用方法
そもそもCBDとは?

CBDは、カンナビジオールの略称で、麻(大麻草)の種子や茎から抽出されるカンナビノイド成分の1つです。
CBDは、安全性が高いことが分かっており、日本でも合法で使用することができます。
CBDには、以下の効果があります。
- リラックス効果
- 睡眠の質の向上
- 抗炎症作用
- 疲労回復
- 集中力アップ
- 美肌
- 鎮痛作用
- アンチエイジング
CBDの腹痛に対する効果
CBDは、腹痛に対する効果が期待されています。
ここでは、CBDの腹痛を改善する効果を3つご紹介します。
鎮痛作用

CBDは、末梢神経に存在しているTRPV1受容体に作用することで、鎮痛作用を発揮することが分かっています。
腹痛は、腹膜や腸間膜、横隔膜などが刺激されることで発生し、痛みが持続的に起こります。
CBDの鎮痛作用は、腹痛にも効果があることが期待されています。
実際、過去の動物実験では、CBDがTRPV1受容体に直接的に作用することで、痛みを感じにくくさせ、神経疼痛を抑えたことが示されました。
また、CBDには、市販の痛み止めのような、頭痛や胃腸障害などの副作用が無いことが分かっています。
そのため、腹痛を抑えたいと考えている方や、市販の痛み止めの副作用を避けたい方はCBDを利用することをおすすめします。

抗炎症作用

腹痛は、腸の炎症(炎症性腸疾患)が原因で起こることがあります。
CBDには、抗炎症作用があることが分かっており、腸の炎症(炎症性腸疾患)を抑える効果があることが分かっています。
過去の研究では、CBDがGPR55の働きを阻害することで、炎症の原因となるマクロファージの活性化を抑制することが示されました。
GPR55とは、腸などの全身の臓器に存在し、活性化することで炎症を引き起こすと考えられている受容体です。
また、CBDには、炎症性腸疾患の症状の1つである「下痢」を軽減する効果があります。
CBDを摂取することで、腸の炎症(炎症性腸疾患)の症状を抑え、腹痛を緩和しましょう。
ストレス・不安の緩和

腹痛は、上記の原因以外にも、ストレスや不安によって起こることもあります。
CBDには、ストレスや不安を軽減するセロトニンの分泌を促進する働きがあることが分かっています。
アメリカの研究では、CBDを慢性的に投与したラットのセロトニン分泌量を計測する実験が行われました。
実験の結果、CBDを投与されたラットは、他のラットに比べ、セロトニンの分泌量が増加したことが示されました。
ストレスや不安が原因で起こる腹痛を改善したい方は、CBDを摂取することをおすすめします。
CBDを摂取すると腹痛になるの?
結論からいうと、現在CBDが原因で腹痛になることはわかっていません。
しかし、CBDを摂取することでお腹が緩くなり、下痢になるケースがあることが分かっています。
ここでは、CBDで下痢になる原因や下痢を避ける方法をご紹介したいと思います。
CBDで下痢になる原因
CBDを摂取して下痢になる原因は、大きく2つあります。
CBDの副作用

CBDには、消化管の動きを遅くする効果あります。
胃腸の弱い人が、経口摂取や舌下摂取でCBDを摂取すると、この効果によって消化不良が起き、副作用として下痢を引き起こすことがあります。
しかし、下痢症状は一時的なものであり、ごく稀にしか起こらないため、過剰に心配する必要はありません。

MCTオイル(ココナッツオイル)

MCTオイルとは、CBDオイルに含まれているキャリアオイルの一種です。
MCTオイル(ココナッツオイル)は、他のキャリアオイルに比べ価格が安くCBDの飽和量が多いため、多くのCBDオイルに利用されています。
このMCTオイルもCBDと同様に、消化速度に影響を与える作用があり、下痢を引き起こすことがあります。
これらのことから、胃腸が弱い方が、CBDオイルを摂取する場合は注意が必要です。
CBDやMCTオイルで下痢になるのを防ぐには
では、CBDやMCTオイルで下痢になるのを防ぐためには、どういった事に注意すればいいのでしょうか?
ここでは、CBDやMCTオイルで下痢になるのを防ぐために注意すべきことをご紹介します。
CBDの摂取量

CBDやMCTオイルで下痢になるのを防ぐためには、適切な量を摂取することが重要になります。
摂取量が増加すると、吸収するCBDやMCTオイルの量が多くなり、消化の速度が遅くなり、下痢が起こりやすくなります。
また、特にMCTオイルは、空腹時に摂取すると吸収率が高くなり、下痢を起こしやすくなるため、食後に摂取することをおすすめします。
これらのことから、CBDやMCTオイルを摂取する場合は、摂取する量やタイミングに注意する必要があります。
CBDオイルの種類
CBDオイルは、製品によって含まれているキャリアオイルが異なるため、自身に合った製品を選ぶことが重要になります。
キャリアオイルには、主に以下の種類があり、それぞれ異なった特徴があります。
- MCTオイル
- オリーブオイル
- ヘンプシードオイル
- アボカドオイル
特に、オリーブオイルは、他のキャリアオイルに比べ、下痢になりにくいことが分かっています。
そのため、MCTオイルで下痢になるのを防ぎたい方は、オリーブオイルを含んだCBDオイルを利用することをおすすめします。
CBDの腹痛に対する効果を高める方法
ここでは、腹痛に対するCBDの効果を高める活用方法をご紹介します。
摂取方法を選ぶ
CBDは摂取方法によって、効果が出るまでの時間や持続時間などの特徴が異なります。
そのため、CBDの腹痛に対する効果を高めるためには、目的に合わせた摂取方法選びが重要になります。
ここでは、「吸引摂取」・「舌下摂取」の2つの摂取方法をご紹介します。
吸引摂取

吸引摂取とは、ベイプなどで気化させたCBDリキッドを肺の毛細血管から摂取する方法です。
この摂取方法には、効果の出るまでの時間が数分程度、効果の持続時間が2〜3時間といった特徴があります。
また、CBDの吸収率が34〜56%と他の摂取方法と比べ高いため、強い効果を実感することが期待できます。
これらのことから、吸引摂取は、急な腹痛を短時間で解消したい方や、酷い腹痛を軽減したい方におすすめです。
そのため、吸引摂取を利用することで、外出先での急な腹痛や酷い腹痛を軽減しましょう。
舌下摂取

舌下摂取とは、CBDオイルを下の裏の毛細血管から摂取する方法です。
この摂取方法は、効果が出るまでの時間が30分程度、効果の持続時間が6時間程度という特徴があります。
そのため、舌下摂取は、長時間続く腹痛を解消したい方におすすめです。
CBDの効果が出るまでの時間や持続時間は?エビデンスを基に解説
ブロードスペクトラム製品を選ぶ

日本で使用できるCBD製品には、「ブロードスペクトラム製品」・「アイソレート製品」の2種類があります。
ブロードスペクトラム製品とは、CBDと他の成分(CBN・CBG・テルペンなど)を含んでいるCBD製品のことです。
この製品は、上記の成分が互いに作用し合うため、さらに強い効果(アントラージュ効果)を得ることができます。
また、CBNには鎮痛作用、CBGには抗炎症作用があることが分かっており、腹痛に対するさらなる効果も期待できます。
ブロードスペクトラム製品を利用することで、CBDの効果を最大化し、腹痛の症状を緩和しましょう。
おすすめのCBDアイテム3選
今回は、CBDと腹痛の関係性について詳しく解説しました。
ここでは、腹痛におすすめのCBDアイテムを3つご紹介します。
roun(ラウン)

roun(ラウン)では、オーガニックヘンプ由来のブロードスペクトラムCBDオイルが販売されています。
roun(ラウン)のCBDオイルは、休息や安らぎをもたらす11種類のテルペンを配合しています。
さらに、LINEを公式ホームページから友達追加すると、1,000円OFFクーポンを貰うことができます。
roun(ラウン)のCBDオイルを利用することで、コスパよくCBDを摂取しましょう。
KAREN CBD

「KARENCBD」のCBDオイルは「高濃度」・「低価格」・「高品質」・「国内製造」の4つにこだわって作られました。
また、KARENCBDは、原料第三者機関による検査も行っており、成分や安全性にもこだわっています。
さらに、定期購入を行うと、いつでも最大40%OFFで購入することができます。
KARENCBDは、安全性の高いCBDを長期間利用したい方におすすめです。
CHILLAXY(チラクシー)

CHILLAXY(チラクシー)では、ベイプやオイル・ワックスなど豊富な種類のCBD製品が販売されています。
特に、CBDベイプは、濃度が90%と高く、非常に強い効果を実感することができます。
CHILLAXY(チラクシー)のCBDベイプを利用することで、他のCBD製品には無い強い効果を実感しましょう。
まとめ
今回は、CBDの腹痛に対する効果について詳しく解説しました。
CBDの腹痛に対する効果は、「鎮痛作用」・「抗炎症作用」・「ストレス・不安の緩和」の3つがあります。
その一方、胃や腸が弱い方が、CBDやMCTオイルを摂取すると下痢になることがあるため、CBDベイプを利用することをおすすめします。
今回紹介したCBDアイテムを利用することで、腹痛を解消し、QOLを向上させましょう。