CBD

CBDVとは?効果が期待できる症状やCBDとの違いを分かりやすく解説

近年CBDは、美容や医療業界において、日本含めた世界中の多くの国々から注目を集めています。

そんな中、CBDとよく似た成分である「CBDV」というカンナビノイドをご存じでしょうか?

本記事では、そんな「CBDV」の基本情報や期待できる効果・CBDとの違いについて紹介します。

CBDVとは?

CBDVとは、カンナビディバリンの略称であり、大麻草から抽出できるカンナビノイドという成分の一種です。

CBDVには、精神作用がないことが分かっており、CBDと同じように様々な疾患に対して効果が期待されています。

ここでは、そんなCBDVの安全性どのように体に作用するかについて詳しく解説します。

CBDVの安全性

CBDVは、CBDのように研究の数が多くはないため断定はすることができませんが、安全性が高いと考えられています。

GWファーマシューティカルズ社は、被験者に対してCBDVを投与することで、安全性を評価する試験を行いました。

この試験では、被験者は1日800mgのCBDVの経口投与、または5mgの静脈投与が行われました。

試験の結果、CBDVは経口投与・静脈投与において認容性が良好だったことが報告されました。 「認容性が良好」とは、副作用が殆どなくあったとしても非常に軽いという意味です。

CBDVはどのように体に作用するのか

神経 CBDVは、主にECS(エンドカンナビノイドシステム)TRPチャネルの2つに作用することで効果を発揮すると考えられています。

ECSとは、脳・心臓・神経などの調整を行う生命維持機能のことであり、CBDVが作用することで鎮痛作用抗炎症作用などが起こります。

一方、TRPチャネルとは、温度やの物理的・化学的刺激を感じ取る「細胞の感覚センサー」であり、多くの生体機能の調整に関係しています。

また、一部の研究では、CBDVが不安やストレスに関係のある「GABA受容体」に作用したという報告もあり、更なる研究に期待が高まります。

CBDVの効果

先程の説明から、CBDVがどのように体に作用するのかがお分かりいただけたと思います。

では、CBDVには、どのような効果を期待することができるのでしょうか?

ここでは、CBDVがもつ効果をエビデンスを基に詳しく解説したいと思います。

抗けいれん作用

CBDVには、CBDと同じように抗けいれん作用が期待されています。

2012年の研究では、マウスやラットを用いてCBDVを豊富に含んだ薬のけいれんに対する有用性を観察する実験が行われました。

実験の結果、CBDVを豊富に含んだ薬は、有意な抗けいれん効果を発揮したことが報告されました。

また、CBDとCBDVの同時投与による抗けいれん効果は、相加的であることも明らかになりました。

これらのCDBVの抗けいれん効果は、てんかん治療に対する可能性を示しており、実際に過去には臨床試験も行われています。

鎮痛作用

CBDVには、鎮痛作用が期待されています。

2022年の研究では、CBDVは炎症が原因による痛みを緩和することが示唆されました。

さらに、この研究では、CBDVはモルヒネの鎮痛効果を高めることや、モルヒネに対する耐性を弱めることも示唆されました。

鎮痛作用は、他のカンナビノイド(CBD・CBG・CBNなど)にも期待されています。

そのため、炎症が原因による痛みに悩んでいる方は、他のカンナビノイドと一緒にCBDVを摂取してみることをおすすめします。

抗炎症作用

CBDVには、抗炎症作用が期待されています。

2019年の研究では、潰瘍性大腸炎にかかったマウスと小児にCBDVを投与することで、有用性を評価する実験が行われました。

実験の結果、CBDVは炎症の原因となるサイトカインを減少させ、腸の炎症を緩和したことが報告されました。

また、CBDVは腸内フローラを調節したことも明らかになりました。

CBDVの抗炎症作用に対する研究は未だ十分ではありませんが、今後の研究によっては、新たな治療薬として利用されることが期待されます。

吐き気の緩和

CBDVには、吐き気を軽減する効果が期待されています。

2013年の研究では、マウスを用いてCBDVとTHCVの吐き気に対する有用性を確かめる実験が行われました。

実験の結果、CBDVとTHCVは共に誘発された吐き気を軽減することが示唆されました。

また、吐き気を軽減する効果は、CBDVやTHCVだけでなくCBDにも期待されています。

そのため、吐き気を抑制または軽減したいと考えている方は、CBDVと一緒にCBDを摂取することをおすすめします。

CBDVの効果が期待できる症状

抗けいれん作用や抗炎症作用など様々な効果をもつCBDVですが、具体的にはどのような症状に効果が期待できるのでしょうか?

ここでは、CBDVの効果が期待できる症状を研究やエビデンスを基に詳しく解説します。

難治性てんかん

CBDVには、難治性てんかんに対して効果が期待されています。

2022年の研究では、難治性てんかんの被験者5人に対してCBDVを投与することで、有用性を評価する実験が行われました。

この実験では、被験者はCBDV経口溶液 (50 mg/ml) が処方され、10mg/kg/日まで滴定されました。

実験の結果、3人の被験者の月平均発作頻度が75%減少したことが報告されました。

また、他の研究では、CBDVはラットのてんかんに対して有効性を示したことが報告されました。

これらのように、CBDVのてんかんに対する研究は何度か行われており、今後新たな治療薬としての期待が高まります。

自閉症スペクトラム

CBDVは、自閉症スペクトラムの症状を改善することが期待されています。

自閉症スペクトラムとは、対人関係が苦手、もしくは強いこだわりがあるといった発達障害の一種です。

2019年の研究では、自閉症スペクトラムのラットに対してCBDVを投与することで、治療・予防効果を評価する実験が行われました。

実験の結果、CBDVは治療効果において、マウスの社会的障害や短期記憶障害などを改善したことが報告されました。

さらに、CBDVは予防効果において、交性と社会的新規性の欠如や運動過剰を減少させたことが報告されました。

これらのように、CBDVは自閉症スペクトラムに対して有用性を示しており、新たな治療手段として期待できます。

また、現在自閉症スペクトラム症の子ども(5〜18歳)100名に対して、CBDVの臨床試験が行われており、結果に注目が集まっています。

レット症候群

CBDVはレット症候群に対して効果が期待されています。

レット症候群とは、遺伝的な神経発達障害の一種であり、知的障害やてんかん発作・自閉症状が起こるとされています。

2018年の研究では、レット症候群のマウスに対して、CBDVを投与することで潜在的な治療効果を評価する実験が行われました。

この実験では、マウスに対して14日間CBDV(2・20・100 mg/Kg)が投与されました。

実験の結果、CBDVはレット症候群のマウスの健康状態や社交性・脳重量を回復させたことが報告されました。

これらのように、CBDVは治療法のないラット症候群に対して有用性を示しており、革新的な治療手段として期待されています。

デュシェンヌ型筋ジストロフィー

CBDVは、デュシェンヌ型筋ジストロフィー(以下MOD)の症状を緩和することが期待されています。

MODとは、運動機能の低下や筋肉の壊死を引き起こす疾患のことです。

2019年の実験では、CBDVとCBDのMODに対する有用性を確かめる実験が行われました。

実験の結果、CBDVとCBDは炎症や運動機能の低下を抑制し、MODに対して有用性を示したことが報告されました。

この研究は、MODの筋肉変性を予防する補助医療の可能性を示しています。

CBDとCBDVの違い

ここまで、CBDVの基礎情報や効果について説明してきましたが、名前が似ている「CBD」とは何が違うのでしょうか?

そもそもCBDVとCBDは、分子構造が少し異なります。

具体的には、CBDVとCBDは炭素原子の数が違っており、この違いが異なる効果を生み出す要因となります。

また、CBDVはCBDに比べECS(エンドカンナビノイドシステム)に対する効力が弱いことがわかっています。

さらに、CBDVはCBDに比べ、希少性が高いため安全性や効果に対するエビデンスが十分ではありません。

そのため、安全性や効果の強さを重視したい方は、CBDVよりもCBDを利用することをおすすめします。

おすすめのCBDアイテム5選

ここでは、おすすめCBDアイテムを5つご紹介します。

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まとめ

今回は、CBDVの基本情報や主な効果・CBDとの違いについて解説しました。

CBDVには、過去の研究から以下の効果が期待されています。

  • 抗けいれん作用
  • 抗炎症作用
  • 鎮痛作用
  • 吐き気の緩和  など

また、CBDVは、てんかんや自閉症・レット症候群などの症状に対しても効果が期待されています。

CBDVはCBDに比べ、希少性が高いため安全性や効果に対するエビデンスが十分ではありません。

そのため、CBDVはCBDのように研究が進むことで、様々な疾患の新たな治療薬になることが期待されています。