Cannabinoids

THCBとは?効果や基本情報・他のカンナビノイドとの違いを徹底解説

CBDは、リラックス効果や睡眠を改善する効果から、日本を含めた世界中から注目を集めています。

そんな中、CBDに似た成分である「THCB」も若者を中心に注目を集めていることをご存じでしょうか?

本記事では、そんな「THCB」の基本情報や主な効果・他のカンナビノイドとの違いについて解説します。

  • THCBの基本情報
  • THCBの主な効果
  • THCBと他のカンナビノイドの違い

THCBとは?

THCBとは、「テトラヒドロカンナビヘキソール」の略称であり、麻に微量に含まれるカンナビノイドと呼ばれる成分の1つです。

THCBは、2019年にイタリアの研究チームによって発見された比較的新しいカンナビノイドであり、一部のユーザーからは精神作用があるとされています。

ここでは、THCBの化学構造や安全性・違法性などの基本情報について詳しく解説します。

THCBの化学構造

THCBは、「アルキル側鎖」と呼ばれる原子の塊に4つの炭素を持っており、THCによく似た化学構造をしていると考えられています。

THCとは、大麻の主成分であるカンナビノイドのことであり、非常に強い精神作用があるとされています。

THCは、アルキル側鎖に5つの炭素を持っており、ポリフェノールと呼ばれる構造をしています。

また、一説では炭素の数は、精神作用の強さに比例するとされていますが、人によって感じ方が異なるため詳細は未だ明らかになっていません。

THCBはどのように作用するのか

THCBは、人体に存在するCB1受容体とCB2受容体に直接作用することで効果を引き起こすと考えられています。

CB1受容体とは、主に脳や脊椎などの中枢神経に多く分布しており、鎮痛作用や精神作用などを引き起こすとされています。

一方、CB2受容体は、末梢神経や皮膚に多く分布しており、抗炎症作用や免疫調整を引き起こすとされています。

また、THCはTHCBと同様にCB1・CB2受容体に直接的に作用し、CBDは間接的に作用することが分かっています。

THCBは合法なのか

THCBは、2024年5月の現在も規制されておらず、日本で合法的に使用することができます。

しかし、日本では、基本的に精神作用がある成分は指定薬物として規制される傾向があります。

実際に、精神作用があるTHCやTHCO・HHCO・HHCなどのカンナビノイドは指定薬物として規制されています。

そのため、精神作用があるとされているTHCBも、今後規制される可能性は非常に高いと考えられます。

THCBは薬物検査に引っかかるの?

THCBは、過去に検査で陽性反応がでた事例がないため断定はできませんが、薬物検査に引っかかる可能性は十分あると思われます。

ここでは、その理由を「CBN」と呼ばれるカンナビノイドを例に解説します。

CBNは、THCBと同様に直接的にCB1受容体に作用することが分かっており、弱い精神作用があるとされてます。

2020年の研究では、高濃度のCBNは、THCの薬物検査において陽性反応を示す可能性があることが報告されました。

そのため、CBNよりも精神作用が強いかつTHCに構造が似ている「THCB」は、薬物検査に引っかかる可能性は高いと考えられます。

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THCBの安全性や副作用について

結論から言うと、THCBは発見されて日が浅く研究が不十分なため、安全性や副作用は明らかになっていません

過去の小動物に対する実験では、THCBにはTHCと同様の効果が見られたことが報告されました。

仮にTHCBにTHCと同様の副作用が現れるとすると、眠気や喉の渇き・めまいなどの副作用が起こる可能性があります。

そのため、THCBが含まれる製品を利用する場合は、過剰摂取には注意する必要があります

THCBの効果

THCBには、過去の動物実験から下記の効果が期待されています。

  • 睡眠の質の改善
  • 抗炎症作用
  • 鎮痛作用
  • 反応時間の遅延  など

また、一部のユーザーからは、多幸感やリラックス作用などの効果があるという声も上がっています。

そのため、国内外でTHCBは、違法成分であるTHCの代用品になるのではないかと期待が集まっています。

THCとの違い

ここまでの説明からTHCBは、THCに良く似ていますが、化学構造や違法性が異なることがお分かりいただけたと思います。

THCBは上記の他にも、CB1受容体に対する結合力がTHCと異なると考えられています。

実際に過去の研究では、THCBはTHCに比べCB1受容体に対する結合力が強いことが報告されました。

また、THCBと同様にCB1受容体に作用するCBNは、THCの4分の1の結合力があるとされています。

THCBと他のカンナビノイドの違い

先程THCBとTHCの違いについて簡単に説明しました。

では、THCBは他のカンナビノイドとは何が違うのでしょうか?

ここでは、THCBと同じく近年注目を集めているTHCH・THCV・HHCPとの違いを解説したいと思います。

THCH

THCHとは、テトラヒドロカンナビヘキソールの略称であり、2020年に発見された比較的新しいカンナビノイドす。

THCHは、THCBと化学構造が異なり、「アルキル側鎖」と呼ばれる原子の塊に6つの炭素を持っています。

また、THCHも安全性や効果に対する研究が十分ではありませんが、一部ユーザーからは強い精神作用とTHCBと似た効果があると言われています。

そのため、2023年の5月現在は合法ですが、今後の法改正によってはTHCやHHCOと同様に規制される可能性が高いです。

THCV

THCVとは、テトラヒドロカンナビバリンの略称であり、麻にごく微量に含まれるレアカンナビノイドの1つです。

THCVは、THCBと異なり抗けいれん作用や食欲抑制作用・神経保護作用などがあることが過去の研究から分かっています。

また、THCVの人体に対する精神作用は現在確認されておらず、日本でも合法で使用することができます。

そのため、THCVはTHCやHHCOのように規制される可能性は低く、今後の研究次第では、様々な疾患の新たな治療薬になる可能性があります。

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HHCP

HHCPはヘキサヒドロカンナビホロールの略称であり、麻にごく微量に含まれるレアカンナビノイドの1つです。

日本で流通しているHHCPは合成成分のものが多く、HHCPの効果に関する研究はほとんどありません。

HHCPは、THCBと異なり多幸感や不安を緩和する効果などがあるとされています。

また、HHCPには強い精神作用があるとされており、一部のユーザーからは現在規制されているHHCの1.5〜2倍の効果があるとも言われています。

そのため、HHCPはTHCやHHCOと同様に規制される可能性が高いと考えられます。

THCBの利用しても大丈夫?

結論から言うと、THCBを利用することはおすすめできません。

THCBは最近発見されたカンナビノイドであり、安全性や効果に対するエビデンスが十分ではありません。

THCBを摂取した場合、過剰に効果が現れることや重篤な副作用が起こる可能性も考えられます。

また、THCBはTHCに化学構造が似ているということから、薬物検査で陽性になる可能性もあると考えられます。

そのため、THCBを利用しようと考えている方は合法かつ安全性の高い「CBD」を利用することをおすすめします。

おすすめのCBDアイテム3選

今回は、THCBについて詳しく解説してきました。

しかし、先程も説明したように、THCBは安全性に対する研究が十分では無いため、利用することはおすすめできません

ここでは、安全性の高いおすすめのCBDアイテムを3つご紹介します。

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まとめ

本記事では、THCBの基本情報や主な効果・他のカンナビノイドとの違いについて解説しました。

THCBは、2019年にイタリアの研究チームによって発見された比較的新しいカンナビノイドであり、一部のユーザーからは精神作用があるとされています。

THCBは、2023年5月の現在も規制されておらず、日本で合法的に使用することができます。

また、過去の研究から、THCBには下記の効果が期待されています。

  • 睡眠の質の改善
  • 抗炎症作用
  • 鎮痛作用
  • 反応時間の遅延  など

しかし、THCBは安全性や効果に対する研究が十分では無いため、利用することはおすすめできません。

そのため、THCBを利用しようと考えている方は合法かつ安全性の高い「CBD」を利用することをおすすめします。