皆さんは、「THCH」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
THCHとは、麻から抽出されるカンナビノイド成分の1つです。
本記事では、そんなTHCHがどんな成分かについて解説しているので是非最後までご覧くださ
- THCHはどんな成分か
- THCHの主な効果
- THCHと他のカンナビノイドの違い
THCHとは?
THCHとは、「テトラヒドロカンナビヘキソール」の略称であり、麻に含まれるカンナビノイドと呼ばれる成分の1つです。
THCHは、2020年にイタリアの研究者達によって発見された新しいカンナビノイドであり、一部のユーザーからは強い精神作用があると言われています。
また、THCHは麻に含まれる量が非常に少ないため、国内で流通している物のほとんどは合成成分であると考えられます。
ここでは、そんなTHCHの化学構造や安全性・依存性などについて詳しく解説します。
THCHの化学構造

THCHは、「アルキル側鎖」という原子の塊に6つの炭素があり、THCとよく似た化学構造をしていると考えられています。
THCは、精神活性作用があり、日本では法律によって規制されています。
THCは、THCHと違い「アルキル側鎖」に5つの炭素があり、「ポリフェノール」と呼ばれる構造を持っています。
また、一説では炭素の数は精神作用の強さに比例すると考えられており、THCHはTHCよりも強い精神作用があると言われています。
THCHの安全性や副作用について

THCHは発見されて日が浅く研究の数が多くないため、安全性は未だに明らかになっていません。
副作用も同様に明らかになっていませんが、一部のユーザーからTHCHには下記のような副作用があると言われています。
- バッドトリップ
- 目が乾く
- 頭痛
- 長すぎる精神作用 など
そのため、THCHを利用する場合は、低濃度の製品を少量から少しずつ摂取しましょう。
THCHに依存性はあるの?

結論から言うと、THCHに依存性があるかは現在分かっていません。
しかし、一般的に精神作用のある成分は、繰り返し摂取すると脳内の神経回路に変化が起き、精神的依存を引き起こすとされています。
実際に、厚生労働省は、精神作用のある「THC」を含む大麻を使用すると、精神的依存が起こることを発表しています。
そのため、精神作用があるTHCHも繰り返し利用することで、精神的依存性が起こる可能性が考えられます。
https://cbdnosusume.com/cbd-dependence/THCHの違法性

THCHは、2023年6月の現時点では法律によって規制されておらず、合法的に使用することができます。
しかし、日本では、基本的に精神作用のある成分は危険薬物として規制される傾向にあります。
実際に、精神作用があるTHCO・HHC・HHCOなどの合成カンナビノイドも、過去は合法でしたが、現在は法律により規制されています。
そのため、精神作用があるTHCHも、今後規制される可能性は高いと考えられます。
THCHは薬物検査に引っかかるの?

THCHは、過去に事例がないため断定はできませんが、薬物検査で陽性を示す可能性はあるのではないかと考えられています。
一般的な薬物検査では、THCの代謝物である「11-ヒドロキシ-THC」が尿などに含まれているかを調べます。
THCHは、THCと化学構造がよく似ているため、THCの代謝物と類似の代謝物を生成する可能性があります。
実際に、THCと化学構造が似ている「CBN」は、高濃度で摂取すると、薬物検査で陽性反応を示す可能性が示唆されています。
これらのことから、THCHは現在は合法ですが、薬物検査で陽性反応を示す可能性があるため、使用するタイミングに注意する必要があります。
THCHの効果

THCHは、最近発見されたため研究の数が少なく、期待できる効果はあまり分かっていません。
一部のTHCHを利用したユーザーからは、
- リラックス作用
- 多幸感
- 鎮痛作用
- 睡眠の質の向上
- 食欲増進
などの効果があると言われています。
しかし、THCHを多量に摂取すると頭痛や眠気などの副作用が起こることも考えられます。
そのため、THCHを利用する場合は過剰摂取を避け、慎重に利用することをおすすめします。
THCHと他のカンナビノイドの違い
THCは安全性が確認されていませんが、名前が似ているTHCやTHCB・THCVとは何が違うのでしょうか?
ここでは、THCHとそれぞれのカンナビノイドとの違いを解説したいと思います。
THC

先程説明したように、THCとは精神作用がある成分の1つであり、THCHと化学構造が似ています。
しかし、THCHとTHCは違法性が異なります。
THCHは現在日本で合法で使用することができますが、THCは大麻取締法によって使用や譲受・譲渡などが禁止されています。
また、THCHとTHCは希少性も異なります。
THCは大麻の主成分であり豊富に含まれていますが、THCHは大麻にごく少量しか含まれていません。
このように、THCHとTHCは化学構造が似ていますが、違法性と希少性が異なります。
THCB

THCBは、精神作用があるとされる成分であり、過去の研究からTHCに似た効果があることが示唆されています。
THCHは、THCHと同じく2023年6月現在も規制されておらず、日本で合法的に使用することができます。
THCBは、THCHと化学構造が異なり、「アルキル側鎖」という原子の塊に4つの炭素を持っています。
先程説明したように、炭素の数は精神作用の強さに比例すると考えられてるため、THCHはTHCBよりも強い精神作用があると言われています。
THCBもTHCHと同じように精神作用があることから、今後危険薬物として規制される可能性は高いと考えられます。
THCV

THCVとは、「テトラヒドロカンナビバリン」の略称であり、麻にごく微量に含まれる成分の1つです。
THCVは、食欲抑制作用や神経保護作用・抗けいれん作用などが過去の研究から期待されています。
また、THCVはTHCHと異なり人体に対する精神作用は現在確認されておらず、日本でも合法で使用することができます。
そのため、THCVはTHCやHHCのように規制される可能性は低く、今後の研究次第では、様々な疾患の治療薬になることがあります。

THCHを利用しても大丈夫?

結論から言うと、THCHは効果や安全性に関する研究が不十分なため、利用することはあまりおすすめできません。
THCHを多量に摂取した場合、精神的な依存性や重篤な副作用が起こることも考えられます。
また、THCHはTHCと化学構造が似ているため、薬物検査で陽性になる可能性もあるとも考えられます。
これらのことから、THCHを利用することはおすすめできませんが、仮に利用する場合は過剰摂取を避け、慎重に利用しましょう。
おすすめのCBDアイテム3選
今回は、THCHはどのような成分かについて詳しく解説しました。
ここからは、おすすめCBDアイテム3つをご紹介したいと思います。
CHILLAXY(チラクシー)

CHILLAXYでは、高濃度のCBDワックスやベイプが販売されています。
特に、CBDベイプは濃度が90%と非常に高く、他社の製品と比べても非常に高濃度となっています。
また、CHILLAXYのCBDベイプは、リキッドやカートリッジ・使い捨てタイプが販売されており、自身に合った種類の製品を利用することができます。
普段より強い効果を実感したい方は、CHILLAXYのCBDベイプを利用することをおすすめします。
+WEED(プラスウィード)
+WEED(プラスウィード)は、日本の格闘技団体であるRIZIN(ライジン)のスポンサーを務めている日本のCBDブランドです。
+WEED(プラスウィード)では、CBDベイプはもちろんのこと、CBDパウダーやグミなどの商品も販売しています。
特に、カートリッジタイプのベイプには、全部で9種類のフレーバーがあるため、自身の好きな風味を選ぶことができます。
色々なCBD製品を利用したい方は、豊富な種類なCBD製品を販売している+WEED(プラスウィード)がおすすめです。
KAREN CBD
「KAREN CBD」では、スイス産の有機栽培されたCBDオイルが販売されています。
「KAREN CBD」CBDオイルには、濃度が20%と高濃度かつ国内製造という特徴があります。
また、今なら定期購入することでCBDオイルを最大40%OFFで購入することができます。
高濃度かつ高品質のCBDオイルを長期間利用したい方は、「KAREN CBD」CBDオイルを利用することをおすすめします。
まとめ
本記事では、THCHはどのような成分かについて解説しました。
THCHは、2020年にイタリアの研究チームに発見されており、一部のユーザーからは精神作用があると言われています。
THCHは、2023年6月の現在も規制されておらず、日本で合法で使用することができます。
また、THCHは一部のユーザーから、下記のような効果があると言われています。
- リラックス作用
- 多幸感
- 鎮痛作用
- 睡眠の質の向上
- 食欲増進 など
しかし、THCHは効果や安全性に対する研究が十分ではありません。
そのため、THCHを利用することはあまりおすすめできません。